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カナディア (カンブリア紀) : ウィキペディア日本語版
カナディア (カンブリア紀)

カナディア (''Canadia'') は、カンブリア紀中期に生息していた多毛類の一つ。バージェス頁岩のおよそ5億500万年前 (Delamaran stage) の地層から発見されている。全長は3 cm程度。1911年にチャールズ・ウォルコットにより、発見地のカナダに因んで名付けられた。葉脚類層からは28個体が発見されており、これは群集の0.05%を構成する。
== 形態 ==
最も大きな特徴は、背に沿って背側の側足 (notopodia) から伸びた多数の刺毛 (notosetae) であり、これは多毛類の特徴である。微細構造の研究からは、刺毛が構造色を示した可能性も示唆されている〔Parker, A. R. 1998. Colour in Burgess Shale animals and the effects of light on evolution in the Cambrian. Proceedings of the Royal Society of London Series B 265:967-972.〕。口前葉から伸びる触手には感覚器官があったと推測される。消化管は直線で、を体外に突き出すことができた。消化管から堆積物が見つからないため、肉食であったと考えられている。また、刺毛を打ち振ることで海中を泳ぐことができた可能性もある。また、腹側の側足 (neuropodia) を用いて海底を歩いたかもしれない。全長は5-20 cm。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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